中間醸造の歩みは、昭和5年に創業者 中間隆一から始まりました。
彼は、高度経済成長期以前の1950年(昭和25年)、日本が大きく発展していく時代の流れの中で、忙しい主婦たちに着目しました。
家事に育児に忙しい女性に「手軽に便利なものを」という想いから、調理酢として「すし酢」を開発したのです。
現在では、手間を省くことは決して悪いことではありません。しかし当時はどうだったでしょうか。
「手軽に便利でおいしい食卓」を作ろうとした創業者 中間隆一の想いは「中間隆一酢店」から続く「中間醸造株式会社」に変わらず受け継がれています。
中間醸造㈱のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
弊社は、三原にあった明治11年創業の酢の醸造所を、先代が引継ぎ、
昭和5年に米酢の醸造販売所として「中間隆一酢店」を立ち上げたのが始まりです。
昭和25年に忙しい主婦がより手軽に調理できる便利な調味酢として
「すし酢」の製造を始めました。また、昭和30年には、戦後の食事の洋風化の流れに合わせ、
洋食からお好み焼きまで、いろいろなお料理に使って頂ける「テングソース」の製造を始めました。
それから約70年、発売当時の味を守り続けて現在に至っています。
代表取締役 中間 隆雄
「すし酢」は、広島県にとどまらず県外、 特に関東圏(千葉、東京、神奈川、埼玉)からも お取り寄せのご注文を多く頂いています。 一方、「テングソース」は、製造開始以来、 地元三原のお好み焼き店を中心に主に 広島県東部(備後地域)でご愛用いただいています。
異なる個性を持つ姉弟のような「すし酢」と「テングソース」ですが、 それぞれの熱烈なファンとも言えるようなお客様の存在に支えられて、 おかげさまで今日まで作り続けて来られましたことを心より感謝申し上げます。
創業から91年、私どもはこれからも、お客様に喜ばれる味を お届けして参りたいと考えております。
専務取締役 (HP担当) 岡田 智章